Claude Code 法人導入支援 活用事例 営業・商談
🎙 営業・商談 CC-001 更新: 2026年8月10日

商談の録音から、議事録・CRM転記・お礼メール案までを一続きにする

商談の録音から、議事録・CRM転記・お礼メール案までを一続きにする
領域
営業・商談
実行頻度
商談ごと

法人向け研修の営業チームで、いちばん最初に手を付けた仕組みです。商談そのものではなく、商談が終わったあとの30分を無くすことを狙いました。

課題

商談が終わったあと、営業担当には決まった作業が残ります。

どれも1件あたり数分ですが、商談が続く日は最後の1件の入力が翌日以降に回ります。そして回った入力は、たいてい戻ってきません。結果として、進捗管理シートは「入っている行」と「空いている行」が混ざり、マネージャーは数字を信用できなくなります。

この状態で「入力を徹底してください」と言っても直りません。忙しい日にこそ抜けるのだから、意志の問題ではなく手順の問題です。

やったこと

AI議事録サービスが商談の記録を出したタイミングを起点に、そこから先を全部つなぎました。人が起動するボタンはありません。

1. 議事録を受け取って、必要な形に整える

商談の記録が出ると、その内容をClaudeに渡して「シートの各列に入る形」に整えます。議事録の全文をそのまま貼るのではなく、要点・次のアクション・期日を切り分けて、列ごとに入る短い文にします。

ここで効いているのが制約の書き方です。「読み取れない事実は推測しない」「金額は書かれていない限り書かない」と指示してあるので、商談で決まっていないことが、あたかも決まったように書かれることがありません。空欄のままシートに入ります。

2. 進捗管理シートの、正しい場所に転記する

使っている管理シートは、1社1行のなかに商談1回目から10回目までのブロックが横に並ぶ構造です。1ブロックが7列あるので、書き込み先は「どの行の、どのブロックか」を毎回特定する必要があります。この特定と書き込みを自動化しました。

同時に、同じ商談を二度書かない仕組みを入れています。会議のIDを別シートに記録しておき、すでに処理済みのものは何もせず終わります。自動化でいちばん怖いのは「動かないこと」ではなく「二重に動くこと」なので、ここは最初から作り込みました。

3. 担当者のSlackへ報告する

担当者ごとにSlackの宛先を持たせて、その商談の担当に届くようにしています。マネージャーが探しに行かなくても、報告が流れてくる状態です。

4. お礼メールの下書きを作る

商談の内容を踏まえたお礼メールの下書きを用意します。送信はしません。担当者が読んで、直して、自分で送ります。「白紙から書き始める」と「直して送る」では、着手までの心理的な距離がまったく違います。

成果

横に展開するときのポイント

この事例の考え方は、営業以外にもそのまま当てはまります。「終わったあとに、決まった転記と報告がある業務」はどの部署にもあるはずです。

同じ仕組みを、貴社の業務にも

この事例と同じ考え方は、他のホワイトカラー業務にも当てはめられます。どこから着手すべきか、現状をお聞かせいただければ整理してお返しします。ご相談は無料です。