毎朝7時、その日の初回商談だけをSlackに集めて出す
- 領域
- 営業・商談
- 実行頻度
- 日次(毎朝7時)
CC-001の商談記録の自動化と同じ仕組みの上に足した、小さいけれど毎日効いている自動化です。
課題
営業の進捗管理シートは、案件が増えるほど「縦に長く、横にも長い」表になります。1社1行のなかに商談1回目から10回目までのブロックが横に並ぶ構造なので、「今日が初回商談の案件はどれか」を目で探すのがきわめて面倒でした。
初回商談はその後の受注率を大きく左右します。だからこそ、朝のうちにチームで共有して、必要なら準備を手伝いたい。ところが、探すのに手間がかかるせいで、実際には共有されずに各自が個別に臨んでいました。
「大事なのに、見るのが面倒だから見られていない」という、よくある形です。
やったこと
毎朝7時に自動で動くプログラムを1本足しました。やっていることは3つだけです。
- 進捗管理シートを開き、初回商談の日付が入る列を上から下まで見て、今日の日付の行を拾う
- 拾った行から、会社名・時間・担当者・前回までの経緯を取り出して、読みやすい形に整える
- 営業チームのSlackチャンネルに投稿する
作るのに使ったのはClaude Codeです。「このシートのこの列を見て、今日の行だけ拾ってSlackに投げてほしい」と日本語で伝えるところから始めて、列の位置の指定や、日付の比較の細かい条件は対話しながら詰めました。コードを書ける人が席にいなくても、この規模の自動化なら自分の手元で完成させられます。
実行の頻度は毎朝7時に固定しています。朝会の前に読める時間を選びました。
成果
- 当日の初回商談が、探さなくても目に入る状態になった。シートを開く動作そのものが要らなくなりました
- 朝会の議題が最初から揃っている。「今日はここが山場です」から会話が始まります
- 0件の日は0件と出るので、「投稿が来ないのは、無いからだ」と分かる。届かない日が仕組みの故障かどうかを迷わずに済みます
横に展開するときのポイント
この事例でいちばん大事なのは、自動化の中身ではなく「見に行く」から「届く」への向きの変更です。
- 探すのが面倒な情報を探しやすくするのではなく、届けてしまう。検索性の改善より、押し出しのほうが定着します
- 投稿する時刻は、読む人の行動に合わせる。朝会の前か後かで、同じ情報の価値が変わります
- 0件のときも投稿する。「無い」を伝えないと、仕組みが生きているかどうかが分からなくなります
- 最初は1つのチャンネル、1つの表から始める。横展開は、動いているものを増やすほうが早いです